「Handbook of Game-Based Learning」の輪読会を開催します

藤本が参加する日本教育工学会 SIG-05 ゲーム学習・オープンエデュケーションの主催で、今年出版されたゲーム学習研究書「Handbook of Game-Based Learning」の輪読会を開催します。

参加には一章分発表を担当していただくことが必須ですので、近年の海外のゲーム学習の研究動向についてしっかり学べる良い機会になると思います。参加をご希望の方は、下記のフォームから参加登録してください。
https://bit.ly/2YL2zvx


JSET SIG05 ゲーム学習・オープンエデュケーション
Handbook of Game-Based Learning 輪読会のお知らせ

 2020年7月下旬〜9月頃にかけてMITPressより発行された「Handbook of Game-Based Learning」の輪読会を開催いたします。この書籍はゲーム学習研究の第一人者が多く参加するこの分野を概観可能な内容となっており、Sig05の特にゲーム学習に関心のある方と本書を通じて議論することを目的に開催いたします。

 輪読会ではまず7月20日(月)19時よりオンラインで、本輪読会と輪読図書の概要に関するオリエンテーションを開催します。オリエンテーションでは、企画者より章ごとの内容を簡単に確認した後に、参加の意思確認、担当章の希望調査と日程調整を行います。各章の報告を行う輪読会本編は、説明会より1ヶ月程度、資料作成期間をおいた上で、8月末頃から章ごとの報告を行う予定です。説明会で参加の意思確認を行いますので、ご興味のある方は説明会にお気軽にご参加ください。

 本輪読会の成果はSigレポートや動画コンテンツなどの形でSigメンバーに共有いたしますが、輪読会には【章の報告をご担当頂ける方のみ】ご参加いただくことができます。公平性の観点から、オブザーブ参加は認めません。

※説明会には参加できないが、輪読会には参加したい場合になどには通信欄からお知らせください。メール等で別途希望日などを調整させて頂きます。

【輪読図書】
Jan L. Plass (編), Richard E. Mayer (編), Bruce D. Homer (編)
Handbook of Game-Based Learning (The MIT Press)
https://mitpress.mit.edu/books/handbook-game-based-learning (出版社WEBサイト)
http://janplass.com/index.php/2020/03/22/handbook-of-game-based-learning/ (目次が確認出来ます)

・ 日 時:2020年7月20日(月)19:00-21:00(オリエンテーション)
→ 以降の日程は参加者で調整します
・ 実施方法:Zoomによるオンライン輪読会として実施予定
・ 申 込:下記から申し込みしてください(事前申し込み必須) 申込者にZoomの参加URLをお送りします。
・参加条件:各章(30ページ程度)の英語文献を講読し、分かりやすい資料を作成できること。また少なくとも担当週に欠席せずに参加できること
・企 画:藤本徹(東京大)、池尻良平(東京大)、福山佑樹(関西学院大)
    ※いずれもJSET Sig05コアメンバー

問い合わせ先: fukuyamayuki[atmark]gmai.com (関西学院大学 福山)

主催:日本教育工学会 SIG-05 ゲーム学習・オープンエデュケーション
協力:日本デジタルゲーム学会 研究委員会

藤本研究室説明会のお知らせ(6/20, 6/23)

東京大学大学院学際情報学府と、文化・人間情報学コースの夏季入試説明会が、それぞれ6月6日(土)、20日(土)に開催されます。これに合わせて、藤本研究室を希望する方を対象とした説明会も6月20日(土)、23日(火)に開催しますのでお知らせします。

開催方法はいずれも、zoomを使用したオンライン開催です。(事前登録をした方にオンライン開催情報(zoom会議室へのリンク)をお送りします。)

学際情報学府に入学して藤本研究室で活動したい方は、どうぞご参加ください。 参加希望の方は、それぞれ参加申込フォームから申し込んでください(主催が別なので参加申込フォームが別々でお手数になりますが、それぞれ申込をお願いします。)

(1)2021年度東京大学大学院学際情報学府入試説明会
大学院入試についての全体的な説明会です。この説明会で入試情報や学府の全体的の情報を確認できます。

日時:2020年6月6日(土)13:30 –14:50
内容:
・学際情報学府・情報学環 全体説明
・2021年度入試説明(教員、学務チームより)
・大学院生のプロフィール&就職・進学情報

開催概要詳細:
http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/news/2020052111808
参加申込:
https://iii-admission2021.peatix.com/

(2)文化・人間情報学コース(文人コース)夏季入試説明会
藤本は文人コースの教員ですので、受け入れを希望する方は文人コースを受験してください。学際情報学府全体の説明会では各コースについては詳しく扱う時間がありませんので、この説明会ではよりコースの内容や入試に焦点を当てて説明します。どんな教員がいるかを知る良い機会にもなります。

日時:2020年6月20日(土)10:00-11:15
内容:文人コース紹介/入試概要説明、参加教員によるミニトークとQ&Aセッション http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/news/2020053111853
参加申込: 下記の参加申込フォームに必要事項を記入して申し込んでください。 https://forms.gle/qBDcRjTj7dVCrKcVA

(3) 藤本研究室説明会
藤本研究室を希望する方向けの説明会です。どのような活動をしているか、どのような研究で指導を受けられるかを説明します。

日時:
2020年6月20日(土)11:30-13:00
2020年6月23日(火)17:00-18:30
(20日の回は、文人コース説明会終了次第開始しますので、開始時間が若干前後することがあります)

内容: 藤本研究室紹介、オープンオフィスアワー(受験希望の方との面談の時間です。2回設定しますが、内容は変わりませんので、都合のつく方に参加してください。)

参加申込: 下記の参加申込フォームに必要事項を記入して申し込んでください。
https://forms.gle/xyYjgyTDwNUzPCgs9

(追記:当初の告知で6月23日(火)17:00-18:30の回の日付を間違えていました。22日ではなく23日です。お詫びして訂正いたします。)

事例研究の時間

今期の藤本ゼミは、文献研究の回とゲーム事例研究の回を交互に行いながら進行しています。前回は事例研究の回でした。前半はゼミ生がそれぞれこれまでに試したことのあるゲームや新たに試してみたゲームについて文献研究で得た知識も関連づけて考察して報告し、後半は藤本が選んだ事例をそれぞれ試してみた後にディスカッションする構成です。

ゼミ生から紹介された事例は、カードゲームの「キャット&チョコレート:非日常編」と戦略サッカーゲームの「チャンピオンイレブン」でした。それぞれ取り上げた事例についての経緯やこのゼミで議論している枠組みでとらえ直して考察した内容などを発表してもらって、それぞれのゲームのデザインの特徴や学びの要素についてディスカッションしました。

後半は、新型コロナを題材とした事例として、クラーク・アルドリッチ氏のShort Simシリーズの教育シミュレーション「Returning to the Workplace」とSNSで話題になったミニゲーム「密ですゲーム」(2D版)の2本を取り上げて、各自その場でしばらくプレイした後にディスカッションしました。ゲームの目的や用途によってゲームデザインの考え方が変わってくる点や、それぞれの事例の区分などの関連知識について解説しました。

「Returning to the Workplace」はいわゆるゲーム要素は少ない研修用途のシミュレーション教材です。一方の「密ですゲーム」は学習とは性質や位置付けが異なる「ニュースゲーム」のカテゴリーに位置付けられるゲームです。

次回以降もこのような事例を試しながら、ゲームデザインと学習支援方法のデザインの両面から事例を考察するトレーニングを繰り返していきます。

2020年度の藤本ゼミの活動を開始しました

4月に入り、昨年度立ち上げた藤本研究室も新学期を迎えました。初回のゼミをzoom を使ってオンライン開催しました。今年度は、修士課程に入ってきた2名の学生が研究室に所属しています。教員1名、学生2名の小規模なゼミです。

初回はオリエンテーションで、それぞれの自己紹介と研究関心を話して、ゼミの活動方針や活動内容を説明しました。

今期のゼミの活動は、文献研究、事例研究、研究進捗報告を主体に進めます。

文献研究は、サレン&ジマーマンの「ルールズ・オブ・プレイ」とガニェほか「インストラクショナルデザインの原理」の2冊を読みます。研究分野の文献を読み込む力をつけつつ、ゲームと学習についての基本的な概念や理論的な枠組みを学び、自分が研究でやろうとしていることを概念化して説明できる力をつけていきます。

事例研究は、各自の関心で選んだゲームをレビューした内容を発表します。ゲームデザインの知識を学ぶだけでは、どのようなゲームが良いゲームか、どのような要素がよく作用しているのか、判断できる知見を持つことができません。優れたゲーム、ダメなゲーム、なるべく多くのゲームをプレイして、ゲーム経験の引き出しを増やすための活動です。

研究進捗報告は、文字通り各自の研究の進捗を報告して、指導教員やゼミ生からフィードバックを受ける時間です。当面は、研究テーマに関係する主要な文献や先行研究をフォローして、研究関心の探索や研究課題の精緻化に向けた領域知識をつけるための活動として位置付けています。

新型コロナ対応で学内の用務が増大していることもあり、積み上がった仕事をこなしているうちに鬱々とした気持ちになってきますが、ゼミの時間は、教員としても自分の研究の話ができる楽しい時間です。全く初年度の活動ですので、これから試行錯誤してブラッシュアップしていく必要がありますが、しばらくは少人数で行える強みを活かして活動します。

ゼミ生たちの活動についても、この研究室ブログを発信の場として位置付けて、それぞれの研究活動の様子などの記事を書いて発信していこうと思いますので、またたまに見にきてくだされば幸いです。