東京大学 大学院情報学環 藤本研究室
post date and time: 2020-07-13 contributor: zhang
こんにちは、M1の張です。
ゼミ活動をご報告させていただきます。
本日のゼミは夏学期最後の文献研究でした。今回も以下の2冊の文献を資料として輪読を行い、藤本先生からのコメントをもとに、文献に指摘されたアイデア・概念などを今後の研究に如何に活かしていくかについて、ディスカションを行いました。
●『インストラクショナルデザインの原理』(張の担当)
R.M.ガニェほか著 鈴木克明ほか監訳 北大路書房
第11章 テクノロジー・アフォーダンス
第12章 単位時間ごとの授業設計
内容的にボリューミーな2章でした。第11章では、テクノロジーの発達によって教育·学習に提供された可能性とその問題点について確認しました。第10章は、様々な学習において、それぞれの教授方略と教授メディア、実施方法のデザイン方法を紹介し、たくさんの実用例も用意してくれました。
●『ルールズ・オブ・プレイ ゲームデザインの基礎 上』(K.I.さんのご担当)
ケイティ・サレンほか著 山本貴光訳 SoftBank Creative
第16章 情報理論システムとしてのゲーム
第17章 情報システムとしてのゲーム
第18章 サイバネティックシステムとしてのゲーム
ゲームデザイナーとして把握すべきな情報に関するフレームワークを確認しました。ゲームを作り、そのゲームを他人に紹介する際にいかに的確に説明できるかについて、藤本先生のご指摘をもとにディスカッションさせていただきました。
本日のセミ活動のご報告は以上になります。
次回のゼミは7月20日(月)で、今学期最後のゼミです。ゼミ生の研究進捗報告の回になります!
お楽しみに!!