[4月14日] ゼミ活動の報告

こんにちは、春口です。
4月14日に開催されました、今年度最初のゼミについて報告致します。

本ゼミでは以下の発表がありました。
・新入生研究テーマ発表(春口,大空さん)
・研究構想・進捗発表(叶さん、升井さん)

新入生研究テーマ発表について
 の発表内容は前回の自己紹介記事の内容に加えて、高等学校教育・大学教育・高専教育での情報セキュリティの学習内容と学習目標をまとめたものでした。教育課程によって取り扱う内容が違いますので、それぞれの過程にそれぞれの課題が存在すると考えています。そのためまずは各課程の情報セキュリティについて整理しました。

 大空さんの研究テーマは、企業の人的資本に関するテーマでした。詳細な内容については大空さんの自己紹介にて触れられるかと思います。個人の視点で個人のキャリアを考える機会はたくさんありますが、企業の視点から個人のキャリアを考える機会は中々無いと思うので、とても独創的なアイデアだと心打たれました。これからどんな研究として発展していくのかがとても楽しみです。

研究構想・進捗発表会について
 叶さんの研究テーマは、「ゲームプレイヤーの第二言語学習に関する探究的研究-物語中心のゲームをする中国人プレイヤーに着目して-」でした。物語中心のゲーム(ノベルゲーム)をプレイする中国人プレイヤーにエスノグラフィーを使ってデータをあつめ、M-GTAにより分析を試みる研究でした。
 私もかなりノベルゲームをプレイするのでとても興味深く聞いていました。よくよく考えると、アニメに比べてマニアックな内容に作れる(学習意欲が保ちやすい)、漫画に比べて声・画面効果など表現方法が多い(世界観に入り込みやすく飽きずに続けられる)など、ノベルゲームは他のコンテンツに比べて日本語学習として利点が多いですね。テーマの有用性と独創性の点でとても良い研究で、テーマ発表だけでも色んなことを勉強させて頂きました。

 升井さんの研究テーマは、「ゲーミフィケーションを取り入れたカスタマイズ型オンライン動画学習システムの開発」でした。学習動画の見た目・BGM・再生速度・画面フィルターなどを学習者の好みに合わせてカスタマイズできるシステムを開発し、どのようなカスタマイズ要素が重視されるのかを検証するという研究でした。
 すでにある程度形になっているシステムを見せて頂けました。ただ先生がスライドを映して喋っているだけの授業風景が、とても個性的で、少し笑顔になれる風景に様変わりしていてカスタマイズ機能の威力を強く感じました。対面の授業では絶対に再現できないあの雰囲気は、オンライン授業の良い所を存分に活用した升井さんの発想力のなせる技ですね。検証方法も先行研究を効果的に活用していて、とても良い研究でした。方向性は違いますが同じシステム開発を行う研究として、見習わせて頂きます。

以上が本ゼミの活動報告です。
来週から文献研究・プレイセッションなどが開催されますのでとても楽しみです。