【10月29日】ゼミ活動のご報告

こんにちは。M1の張です。

早速ですが、本日ゼミの活動をご報告させていただきます。

今日のゼミは文献資料研究(テキスト輪読+研究分野関連論文)の回で、張とK.I.さんはテキスト2冊の輪読、イェさんは自分の研究テーマに関連する論文レビューを行いました。

テキスト輪読(発表順です)

● K.I.さん

『インストラクショナルデザインの理論とモデル』 

C M.ライゲルース、A.A.カー=シェルマン

第3章 IDの第一原理

第4章 インストラクションにおける状況依存原理

● 張

『ルールズ·オブ·プレイ』 ケイティ·サレン、エリック·ジマーマン

第29章 文化を定義する

第30章 文化の表現法としてのゲーム

自分の研究テーマ関連論文3本概要紹介(イェさん)

Benson P.(2011) Language Learning and Teaching Beyond the Classroom: An Introduction to the Field.

Reinders.H.,& Benson P.(2017). Research agenda: Language learning beyond the classroom

Chik, A. (2014) Digital Gaming and Language Learning: Autonomy and Community

発表者の説明後、藤本先生のコメントをもとに全員でディスカッションを行いました。

以上、本日ゼミ活動のご報告でした。

来週もお楽しみに!!

【10月22日】ゼミ活動のご報告

皆様、こんにちは。叶です。
本日は、10月22日のゼミ活動について報告させていただきます。

当日は、藤本先生は今回の冬入試について話してから(関心のある方はぜひ「注目」の記事を読みましょう)、K.I.さんと張さんは「事例研究」の結果を発表して、最後に私は研究進捗を報告いたしました。

まず、K.I.さんは「SIM熊本2030」という、熊本県庁職員の自主活動グループ「くまもとSMILEネット」によって開発された、町の2030年の問題を体感できる対話型自治体経営シミュレーションゲームを紹介してくださいました。その後のディスカッションでは、「SIM熊本2030」は実は熊本県だけではなく、他の県が主催したまちづくりをテーマとしたイベントや体験会でも積極的に活用している、ということが注目されました。また、研究で遊ぶ時間の長いゲームを利用すれば、その実行は難しくなるという研究上の注意点も強調されました。

それから張さんは、2020年上半期大人気だったゲーム「あつまれ どうぶつの森」の事例をめぐって、コロナ時代のオンライン授業の問題点、即ち「空間移動の不足=コミュニケーションの不足」について論じました。簡単に言えば、オンライン授業では簡単に会議室のURLにアクセスしてから始まり、カメラをオフにしてから終わるので、授業間の隙間時間や、建物間の移動をしている時に人との出会いと交流が失われました。どのように、「あつまれ どうぶつの森」での空間移動、空間共有(バーチャル空間でも)といった概念をオンライン授業に取り入れて、コミュニケーションの欠如のオンライン授業を良くするかは、コロナ後時代の新課題になるでしょう。

最後に、私は改良した研究計画を発表いたしました。半年間でできる、かつ修士期間の研究に繋げられる、といった点を考えて、テーマを「インタラクティブ・フィクション( IF )ゲーム活動における能動的な第二言語学習 ~中国人IFゲーマーに着目した事例研究~」に少し変えて、主要な研究手法はデプスインタビューにしました。張さん、K.I.さんから、研究結果の論理性を確保するためにさらに研究対象を絞って、その選択と限定を再確認するという非常に参考になるフィードバックと、藤本先生から、事例研究であればその事例が代表できる範囲を明らかにすべきである、などの貴重なご意見をいただきました。

以上、今週の報告でした。皆様の事例もその分析も面白くて意味深いので、ついたくさん書きました。記事が長くなって申し訳ありませんでした。読んでいただいてありがとうございました。

藤本研究室説明会のお知らせ(11/4)

東京大学大学院学際情報学府 文化・人間情報学コース(文人コース)の冬季入試説明会特設ウェブサイトを公開しました。このウェブサイトでは、文人コースの紹介や入試の説明、各教員からのメッセージや研究室紹介動画を掲載しています。

冬季入試に受けて、藤本研究室を希望する方を対象とした研究室説明会を11月4日(水)17時から開催します。開催方法はzoomを使用したオンライン開催です(事前登録をした方にオンライン開催情報(zoom会議室へのリンク)をお送りします)。

来年度から学際情報学府に入学して藤本研究室で活動したい方は、どうぞご参加ください。 参加希望の方は、それぞれ参加申込フォームから申し込んでください。

藤本研究室を希望する方向けの説明会です。どのような活動をしているか、どのような研究で指導を受けられるかを説明します。

日時:
2020年11月4日(水)17:00-18:00
内容:
・研究室の活動紹介
・質疑応答
・(終了後)個別面談

参加申込: 下記の参加申込フォームに必要事項を記入して申し込んでください。
https://forms.gle/xyYjgyTDwNUzPCgs9

下記の動画は、文人コースの説明会ウェブサイトに掲載した研究室の活動テーマについての紹介です。短い動画ですので、研究室説明会に参加する方は事前に視聴して、自分の研究の関心とどのような点が合っているか、よく検討してから参加してください。

【10月15日】ゼミ活動のご報告

皆様、こんにちは!

本日は、10月15日のゼミの報告をさせていただきます。

本日は、イェさんと張さんは「文献研究」、私は、「自分の研究テーマ関連論文3本の概要紹介」を行いました。

文献研究は、発表者の説明後、全員でディスカッションを行う形式です。
また、今期からスタートした「自分の研究テーマ関連論文3本概要紹介」では、参加者から様々なフィードバックを受けることにより、自分自身の研究に対する理解を深めます。

文献研究 (イェさん)
ルールズ・オブ・プレイ / ケイティ・サレン, エリック・ジマーマン:Ch.22&23

文献研究 (張さん)
インストラクショナルデザインの理論とモデル /
C.M.ライゲルース, A.A.カー=シェルマン: Ch.1&2

自分の研究テーマ関連論文3本概要紹介 (K.I)

ちなみに、主に以下の3点を目的として、毎週のゼミが行われています。

① 研究室の研究テーマ「ゲーム学習の方法論」に関連するゲームデザインや学習環境デザインなどの関連する理論枠組みを道具として身につける。
② 個々の研究テーマについての理解を深め、適切な研究方法を学び、実行に必要なスキルを身につける。
③ 構想したゲーム学習をデザインして、実装、評価する力を高める。

以上、今週の報告でした。

【10月8日】ゼミ活動のご報告

こんにちは。M1の張です。

10月に入り、新学期を迎えました。今学期は、外国人研究生のイェさんが研究室に入ってきてくださいましたので、学生メンバーが3名になりました!

10月1日に新学期の初ゼミが開かれ、オリエンテーションとして、藤本先生はゼミの活動内容、今後のスケジュールなどを説明してくださいました。そして、M1のK.I.さんと張は研究進捗、研究生のイェさんは自己紹介と研究関心について話しました。

多少調整が入りましたが、全体的に今期のゼミも前期と同じように、文献研究(輪読)、事例研究、研究進捗報告を主体に活動を進めていきます。

さて、さっそく今日(10月8日)のゼミ活動をご報告させていただきます。

今日は今期レギュラーゼミの1回目で、事例研究の回になりました。学生3人ともそれぞれ関心あるゲーム事例を用意し、発表しました。取り上げれたゲーム事例は以下3作です。

(発表順です)

·「ナインタイル」(張)

·「ゲームで単語を覚える ~神鏡伝説~」(イェさん)

·「コミュニティコーピング」(K.I.さん)

以上3作のゲームそれぞれのゲームデザインをはじめ、「学習」と「ゲーム」をどううまく融合させるか、「チョコレートで包んだブロッコリー」問題などをめぐり、ディスカッションを行いました。そのなかで、レビューしたゲーム事例をいかに自分の研究·ゲームデザインにつなげていくかに関して藤本先生から貴重なアドバイスをいただきました。

以上、今日のゼミ活動報告でした。

これからは張とK.I.さんのほかに、研究生のイェさんもゼミ活動報告の投稿してくださいますので、3人とも頑張っていきたいと思います!

これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

はじめまして、外国人研究生の叶です。

改めまして、こんにちは。今年の10月からLudix Labの外国人研究生になり、来年の4月からM1になる予定の叶 芷晴(イェ シセイ / Ye Zhiqing)です。
初めて投稿させていただきます。

学部での専門は国際経済と貿易でしたが、幼い頃からゲームが好きで、大学四年生の時ゲームが教育・学習に持つ可能性について触れ、非常に興味を持つようになり、大学院でこの分野で研究を進めたいと決めました。そしてようやく、ずっと憧れている藤本研究室に加入させていただきました(笑)。

ゲームと教育・学習の全般に興味を持っていますが、大学院ではまず「インタラクティブ・フィクション(IF)ゲーム活動における第二言語学習」について探究していきたいと思っています。IFゲームというのは、簡単に言えば、物語要素を中心として扱うゲームで、アドベンチャーゲームに属しており、時々ビジュアルノベルとも呼ばれています。『逆転裁判』、3 Minute’s Game『Lifeline』 などはその例として挙げられます。第二言語でIFゲームをする時、偶発的や意図的な第二言語学習が発生しているので、研究を通じて、ゲーム活動におけるインフォーマル・ラーニングに対して理解を深めていきたいと思います。

10月1日には秋学期第一回目のゼミに参加しました。今回の充実したゼミは予想通りにワクワクして、楽しんでいました。藤本先生にゼミ活動を紹介していただいてから、M1の張さんとK.I.さんの研究進捗を拝聴しました。二人ともより良い学習環境を作るために、ボードゲームの開発、ゲーム活動の設計をされていて、今回のゼミではそれぞれのプロトタイプを紹介してくれて、非常に勉強になりました。私の研究生段階の研究計画に対しても、先輩たちと藤本先生から貴重なご意見をいただきました。これらの意見に基づいて計画を改良して、今後また報告させていただきたいと思います。

今後とも、よろしくお願いいたします!

叶 芷晴