月別アーカイブ: 2025年4月

【東京大学大学院情報学環・学際情報学府】文化・人間情報学コース夏季入試説明会と藤本研究室説明会のお知らせ(2026年度入学)

投稿日時:   2025-04-30   投稿者:   hatta

藤本研究室が学生を受け入れている文化・人間情報学コース(文人コース)の夏季入試説明会、および藤本研究室の説明会を開催します。詳細は以下のサイトに告知されていますので、ご確認ください。
https://www.iii.u-tokyo.ac.jp/event/20250408event1-2


◆文化・人間情報学コースの入試説明会
日時:
 2025年5月31日(土)14:00-15:30
会場:
 本郷キャンパス 情報学環・福武ホール地下2階 福武ラーニングスタジオ(定員30名)
 &Zoomでのハイブリッド開催(事前登録をした方にオンライン開催情報
 『zoom会議室へのリンク』等をお送りします。)
内容:
 14:00-14:40 文人コース紹介/入試概要説明
 14:40-15:20 参加教員によるミニトークとQ&Aセッション
 15:20-15:30 クロージング(研究室説明会のお知らせ)

  

◆藤本研究室の説明会(zoom上でのオンライン開催)
 大学院進学を検討されている方はどうぞご参加ください。
日時:
 2025年6月2日(月)17:00-19:00(希望する面談が終了した方から順次解散)
会場:
 Zoom開催(事前登録をした方にオンライン開催情報『zoom会議室へのリンク』等をお送りします。)
内容:
 17時00分〜17時30分:研究室の説明/活動紹介と質疑応答
 17時30分〜19時00分:藤本教授との個別面談(希望者のみ)
            研究室所属の大学院生やスタッフとの面談(希望者のみ)
申込:
 下記の参加申込フォームに必要事項を記入して申し込んでください。
 https://forms.gle/ozsaWFMM2i2AH3ox5

藤本研究室の活動や、どのような研究で指導を受けられるかなど、入試に関連した説明を行います。
来年度から学際情報学府に入学して藤本研究室での活動を希望される方は、どうぞご参加ください。
参加希望の方は、事前に上記申込フォームに必要事項を記入してお申し込みください。
折り返し、Zoom会議室のURLをメールでお送りします。
皆様のご参加をお待ちしています。

【参加報告】Deathフェス2025

投稿日時:   2025-04-23   投稿者:   hatta

Deathフェス2025 | Well-Being in life and deathが4月12日(土)~17日(木)に渋谷ヒカリエで開催されました。 https://deathfes.jp/
 

 
当研究室からは、4/13 (日)のトークセッションに坂井裕紀特任研究員が登壇しました。死というテーマに対するタブーを解きほぐすために、ゲームやカードを用いた自己や他者との対話の場作りの可能性を探りました。当日はオーディエンス参加型のセッションになり死に対する個々の価値観や捉え方が興味深かったです。 またゲーミフィケーションの実践者×開発者×研究者の鼎談は貴重な機会でした。

本トークセッションについてはYouTubeで公開されていますので、ご興味を持たれた方は是非ご覧ください。 https://youtu.be/1V-m1m2Ansk?si=KBbXrFSklQ1ReY79

【参加報告】ひらめき学習塾「リドラボ」開校2周年記念イベント【塾長・松丸亮吾 登壇!】地頭力を育てる!春のひらめき体験教室

投稿日時:   2025-04-23   投稿者:   hatta

4月13日(日)ビジョンセンター田町にて、ひらめき学習塾「リドラボ」開校2周年記念イベントとして『【塾長・松丸亮吾 登壇!】地頭力を育てる!春のひらめき体験教室』が開催されました。

https://edu.riddler.co.jp/ridlabo

当研究室からは藤本徹教授が参加しました。リドラボの授業は藤本徹教授による監修のもと、RIDDLER教育研究チームが独自に開発した「ひらめき学習プログラム」を中心に設計されています。

『クリティカルまちがいさがし』では普段常識だと思っているものを疑ってみることや、まちがうことを面白がる活動が子どもたちの興味をひきつけ、まさに参加者は『ひらめき』体験を得ることができたようでした。

【4月17日】ゼミ活動のご報告

投稿日時:   2025-04-22   投稿者:   leafyyan

皆さん、こんにちは! M1のLeafyです。

2025年度Sセメスターの第二回ゼミ活動の報告をお伝えできることを大変光栄に思います!今回のゼミ活動は特別なものであり、歴史教育の研究者とのゲストセッションでした。

お二人はMario Carretero教授(以下、カレテロ先生)と池尻良平准教授(以下、池尻先生)であり、彼らの発表は非常に魅力的で、多くの有意義な示唆を私たちに与えてくださいました。


まず、広島大学大学院人間社会科学研究科の池尻良平准教授が、彼の研究課題や最近の活動についてご紹介くださり、新たな視野を開いてくださいました。池尻先生の主な研究分野は、歴史を現代の問題解決に応用できる教材を開発し、高校の授業で実践・評価を行うことです。歴史から学べる人類レベルのラーニング・システムを構築することが夢であり、その専門は教育工学、歴史教育、そしてゲーム学習に及びます。

本日、池尻先生は伝統的歴史と現代教育というテーマで共有してくださいました。その中で、主に「歴史タイムマシーン」という教育的意義を持つシリアスゲームプロジェクトについてご紹介いただきました。このプロジェクトは、学生がゲームを楽しむ中で、歴史と現在の社会問題とのつながりを深く理解することを目的としています。

具体的には、「歴史タイムマシーン」では、社会問題を含むリアルタイムなニュースを入力し、いくつかのカテゴリを選択することで、関連する歴史情報を検索することが可能です。このゲームは、出てきた歴史上の因果関係を応用し、新しい視点でニュースの問題を捉え直すことを目指しています。また、この学習支援システムは、高校の先生が世界史の授業で利用したり、世界史を履修している高校生が授業の中で活用したりすることを想定しています。

池尻先生は、このゲームの操作画面を生き生きと示してくださいました。プレイヤーは、社会問題を含むリアルタイムなニュースを入力するだけで、複数のカテゴリを選択し、システムが関連する歴史情報を提示してくれるという仕組みです。これにより、学生は歴史の因果関係を通じて、現代のニュースの深い意味を理解することができます。このゲームは単なる学習ツールではなく、学生の歴史に対する好奇心や参加感を引き出すインタラクティブなプラットフォームとして機能します。興味のある方は、ぜひこちらのリンクから体験してみてください:http://www.historymining.org/timemachine/


続いて、スペインのAutonoma Universityからカレテロ先生が、彼の研究やテーマについてご紹介くださいました。心理学の教授であるカレテロ先生は、歴史のナラティブ、ゲーム、そして集合的記憶に関する広範な研究を行っており、国際歴史教育のハンドブックの編集者でもあります。本日のゼミでは、カレテロ教授が百篇以上の論文を発表され、多くの引用を得ている、非常に優れた学者であることを知り、大変感銘を受けました。

カレテロ先生はまた、歴史や教育に関するさまざまな理論を共有し、特に「ナラティブ(narrative)」が歴史の形成や情報伝達において果たす役割について詳しく説明してくださいました。また、ナラティブの六つの次元(six dimensions of narrative)についても、多くの生き生きとした事例を用いて、物語を通じて歴史のナラティブを理解する方法を示してくださいました。

現在、カレテロ教授は池尻先生と共に新たなプロジェクトに取り組んでおり、歴史に関連するゲーム(例:文明シリーズ)を探求し、プレイヤーがゲームを体験する中でどのように歴史を学び、理解していくのかを調査しています。このプロジェクトの今後の進展を非常に楽しみにしています!

さらに、二人の教授は日本での考察中に訪れた博物館の体験や撮影した写真を共有してくださいました。これは非常に意義深い学術の旅であり、私たちの研究室のメンバーと共にその経験を分かち合い、質問に答えていただき、心より感謝申し上げます。


ゼミ活動を主催している藤本研究室の藤本徹教授も、ゲストスピーカーと共に、教育工学やゲーム学習に関する研究課題を皆さんとシェアしてくださいました。具体的には、藤本先生と研究室のメンバーは、人の学びや成長につながる「楽しい経験(Ludic Experience)」を創出する学習コンテンツの開発や、教育プログラムのデザイン方法論について研究しています。

今日のゼミ活動は、時間があっという間に過ぎてしまうほどでした。皆さんの交流は非常に面白く、熱気に満ちていました。

以上をもちまして、報告を終了させていただきます!ご覧いただき、ありがとうございました!

【急募】研究員・職員公募のお知らせ

投稿日時:   2025-04-17   投稿者:   hatta

この度、藤本研究室において以下の2つのポジションで特任研究員・職員を募集いたします。
募集要項をご覧いただき、関心をお持ちの方はぜひご応募ください
・学術専門職員(特定短時間勤務有期雇用教職員)
・特任研究員(特定短時間勤務有期雇用教職員)
応募締切は、2025年5月7日(水)到着分までです。


学術専門職員(特定短時間勤務有期雇用教職員) 募集要項

1.職名及び人数:学術専門職員(特定短時間勤務有期雇用教職員) 1名
2. 契約期間:令和7年6月1日 ~ 令和8年3月31日(※採用日は応相談)
3. 更新の有無:更新する場合があり得る。更新する場合は1年ごとに行う。
 更新は予算の状況、従事している業務の進捗状況、契約期間の業務量、勤務成績、勤務態度等を考慮のうえ判断する。
⒋試用期間:採用された日から14日間
5. 就業場所:東京大学大学院情報学環(東京都文京区本郷7-3-1)
変更の範囲:原則同一部局内
6. 所属:東京大学大学院情報学環 藤本徹研究室
7. 業務内容:以下の業務のうち、経験や適性、勤務日数を考慮して担当を定める。
(1) 事務手続き関連業務
・資金管理および事務手続き(科研費、助成金申請書類作成補助)
・契約・購入手続きのサポート(研究機材、消耗品の発注)
・予算・経理処理の補助
(2) 広報・コミュニケーション業務
・外部との連絡調整(共同研究機関、学術団体、企業など)
・ウェブサイトやSNSでの研究成果・イベントの広報活動
(3) 技術サポート業務
・研究用機材、ソフトウェア管理・運用、利用サポートおよび保守業務
・機材の定期点検および故障時の対応
(4) 研究・教育支援業務
・資料収集および整理(文献検索、データ収集など)
・学術会議・シンポジウム等の企画・運営サポート
・研究成果の記録および公開サポート(論文投稿、研究データ管理)
・学術資源の利用案内および支援
(5) その他の業務
・その他の研究室業務
・変更の範囲:業務上の必要により配置または業務を変更することがある。
8. 就業日・就業時間:
・週2~3日、1⽇7時間30分(9:00〜17:30 ※12:00〜13:00休憩を基準)
・勤務日、就業時間は応相談 ※担当業務により、出張や休日勤務、時間外労働を命じることがある。
9. 休日:土・日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
10. 休暇:年次有給休暇、特別休暇 等
11. 賃金等:
・時給1,500~2,000円程度(資格、能力、経験等に応じて決定する)、通勤⼿当(原則55,000円/⽉まで)、超過勤務⼿当 
・その他本学の定めるところによる。
12. 加入保険:
・法令の定めにより健康保険(⽂部科学省共済組合)、雇⽤保険、労災保険に加⼊
13. 応募資格:
・日本語での業務遂行に支障がないこと(英語での業務に対応できることが望ましい)
・東京大学の公共性を自覚し、使命感を持って働ける方
・協調性があり、チームワークを尊重できる方
・主体性があり、業務の改善に意欲的な方
・基本的なPC操作(Word、Excel、メール等)ができる方(Wordpress等、各業務に使用するITツールのスキルがあることが望ましい)
14. 提出書類:
・履歴書(東京大学統一履歴書: https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/jobs/r01.html )
・職務経歴説明資料(応募理由、職務遂行能力についての補足説明など、書式・分量は自由)
 15. 提出方法:
・提出書類をPDFファイルにまとめて、以下の問い合わせ先メールアドレスまで、件名を「学術専門職員(特定短時間)応募」として送付してください(※2~3日以内に当方から受信確認メールが届かない場合はお問い合わせください)
16. 応募締切:
・2025年5月7日(水)到着分まで(書類選考を行い、合格者に対し対面またはオンラインで面接を行います。)
・適任者が見つかり次第公募を締め切ります(なお、新規プロジェクト開始時や欠員補充などで常時採用していますので、興味のある方は早めに応募してください。) 
17. 問い合わせ先:
・e-mail: ludix-contact [at] ludixlab.net ([at]を@に置き換えてください)
・書類受領後、審査の上ご連絡いたします。応募に関するお問い合わせも上記のメールアドレスまでお願いします。
18. 募集者名称:国立大学法人東京大学
19. 受動喫煙防止措置の状況:敷地内禁煙(屋外に喫煙場所あり)
20. その他:
・取得した個人情報は、本人事選考以外の目的には利用しません。
・面接の際の旅費等経費は支給しません。 
・採用時点で、外国法人、外国政府等と個人として契約している場合や、外国政府等から金銭その他の重大な利益を得ている場合、外為法の定めにより、一定の技術の共有が制限され、結果として本学教職員としての職務の達成が困難となる可能性があります。このような場合、当該契約・利益については、職務に必要な技術の共有に支障のない範囲に留める必要があります。

  

特任研究員(特定短時間勤務有期雇用教職員)募集要項

1.職名及び人数:特任研究員(特定短時間勤務有期雇用教職員) 1名
2. 契約期間:令和7年6月1日 ~ 令和8年3月31日(※採用日は応相談)
3. 更新の有無:更新する場合があり得る。更新する場合は1年ごとに行う。
更新は予算の状況、従事している業務の進捗状況、契約期間の業務量、勤務成績、勤務態度等を考慮のうえ判断する。
4. 試用期間:採用された日から14日間
5. 就業場所:東京大学大学院情報学環 (東京都文京区本郷7-3-1)
変更の範囲:原則同一部局内
6. 所属:東京大学大学院情報学環 藤本徹研究室
7. 業務内容:以下の業務のうち、経験や適性、勤務日数を考慮して担当を定める(プロジェクトの内容例は、藤本研究室ウェブサイト( https://ludixlab.net/ja/ )を参照してください。)
(1) 研究活動の遂行
・研究プロジェクトに基づくデータ収集および分析
・研究成果の論文執筆および発表(国内外学会、ジャーナルなど)
(2) プロジェクト管理・運営
・共同研究者との連絡調整
・プロジェクト進捗の管理および報告書作成
(3) 教育・指導サポート
・研究に伴う学生の研究指導およびセミナー運営支援
・研究に伴うワークショップおよびイベントの企画・実施
(4) 広報およびアウトリーチ活動
・研究成果の発信(ウェブサイト、SNS、講演活動など)
・研究の活動記録およびアーカイブの作成
(5) 技術サポート業務
・研究用機材、ソフトウェア管理・運用、利用サポートおよび保守業務
・機材の定期点検および故障時の対応
(6) その他
・その他の研究室業務
・緊急対応や必要に応じた臨時の業務

・変更の範囲:業務上の必要により配置または業務を変更することがある。
8. 就業日・就業時間:
・週2~3日、1⽇7時間30分(9:00〜17:30 ※12:00〜13:00休憩を基準)
・勤務日、就業時間は応相談 ※時間外労働を命じることがある。
9. 休日:土・日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
10. 休暇:年次有給休暇、特別休暇 等
11. 賃金等:
・時給1,800円~2,500円程度(資格、能力、経験等に応じて決定する)、通勤⼿当(原則55,000円/⽉まで)、超過勤務⼿当 
12. 加入保険:
・法令の定めにより健康保険(⽂部科学省共済組合)、雇⽤保険、労災保険に加⼊
13. 応募資格:
・日本語および英語での研究および業務遂行ができる
・修士号取得者、あるいはそれに準ずる実績を有する
・東京大学の公共性を自覚し、使命感を持って働ける
・協調性があり、チームワークを尊重して、研究業務の改善に意欲的に働ける
・複数の論文執筆や学会発表経験、 研究遂行に必要なPC 操作やツール類を扱える
14. 提出書類:
・履歴書(東京大学統一履歴書: https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/jobs/r01.html )
・研究業績リスト
・これまでの研究概要(A4で2頁以内)
・職務経歴説明資料(応募理由、職務遂行能力についての補足説明など、書式・分量は自由)
15. 提出方法:
・提出書類をPDFファイルにまとめて、以下の問い合わせ先メールアドレスまで、件名を「特任研究員応募」として送付してください(※2~3日以内に当方から受信確認メールが届かない場合はお問い合わせください)
16. 応募締切:
・2025年5月7日(水)到着分まで(書類選考を行い、合格者に対し対面またはオンラインで面接を行います。)
・適任者が見つかり次第公募を締め切ります(なお、新規プロジェクト開始時や欠員補充などで常時採用していますので、興味のある方は早めに応募してください。) 
17. 問い合わせ先:
・e-mail: ludix-contact [at] ludixlab.net ([at]を@に置き換えてください)
・書類受領後、審査の上ご連絡いたします。応募に関するお問い合わせも上記のメールアドレスまでお願いします。
18. 募集者名称:国立大学法人東京大学
19. 受動喫煙防止措置の状況:敷地内禁煙(屋外に喫煙場所あり)
20. その他:
・取得した個人情報は、本人事選考以外の目的には利用しません。
・面接の際の旅費等経費は支給しません。 
・「東京大学男女共同参画加速のための宣言」に基づき、女性の積極的な応募を歓迎します。
・採用時点で、外国法人、外国政府等と個人として契約している場合や、外国政府等から金銭その他の重大な利益を得ている場合、外為法の定めにより、一定の技術の共有が制限され、結果として本学教職員としての職務の達成が困難となる可能性があります。このような場合、当該契約・利益については、職務に必要な技術の共有に支障のない範囲に留める必要があります。

【4月10日】ゼミ活動のご報告

投稿日時:   2025-04-17   投稿者:   osora

皆さんこんにちは!M2の大空です。

2025年度Sセメスターの第一回ゼミ活動をご報告します!

今回は、新しいメンバーが加わったので、各メンバー自己紹介と春休みの活動報告を行いました。


新メンバーの自己紹介

蓮池さん・友利さん(修士学生)、Johannaさん(特別研究学生)、謝さん(外国人研究生)、八田さん(学術専門職員)が藤本研究室に加わりました。

蓮池さんは香川県出身で、高等専門学校で音響信号処理・音源分離に関する研究を行われてきました。藤本研究室に興味を持ったきっかけは、ゲーム感覚でギター学べる『Rocksmith+』に出会い、ゲームの教育的な側面の可能性について考えたことだそうです。また、海外に行く機会が増えてきて、言語学を学べるゲームに興味を持ちつつあるとのことで、最近は興味の幅も広がっていることも共有いただきました。蓮池さんはユニークかつ様々な経験をお持ちなので、今後の研究内容がとても楽しみです!

友利さんはM2で、お隣の研究室である山内研究室から移動されました。児童養護施設に入所する中学生を対象とした、大学進学者への興味を促すゲームの共同プレイ環境に関する研究を行っています。具体的には、ゲームのコミュニケーションツールとしての側面を活用し、中学生の大学生に対する興味が向上するプレイ環境の設計方法を明らかにすることを目的にした研究です。この春休みの間に実践も行われて、その特徴など把握できたそうです。大変興味深く、実践に関する議論も盛り上がりました!

Johannaさんはドイツ出身の特別研究生で、2023年から情報科学の博士課程、2024年から心理学の修士課程に在籍しています。また、ゲーム会社での勤務経験もあるという多くのバックグラウンドを持っています。Johannaさんは、テクノロジーと人間が混じわる領域に関心を持っており、ご自身の研究はもちろん、他の方の研究を聞くのがとても好きということで、これから一緒に研究室で活動できるのが楽しみです。また、ねこ好きということで、藤本研はねこ派が多いので、ぴったりですね!

謝さんは今回Zoomからの接続が上手くいかなかったため、また別の機会に自己紹介いただけるとのことです。お話を聞けるのを楽しみにしています!

八田さんは、藤本研の運営面のサポートをしていただける学術専門職員として、新たに加わっていただきました。過去に教育業界やゲーム業界で働かれてきたご経験もあり、藤本研にとって非常に心強い存在です。これまでの仕事の話をお聞きしている中で、とても共感することが多く、また空いている時間にお話できることが楽しみです!

自己紹介と夏休みの活動報告

Leafyさんは、今年度からM1として在籍されます。おめでとうございます!春休み前から準備していたアンケート調査も無事にできて、今はその分析を行われてるそうです。また、日本語の勉強やゲームプレイにも力を入れられており、特に日本語は敬語や関西弁を学ばれたそうです!実際に日本語もすらすらと出ていてとても尊敬します!ゲームの方は『Kingdom Come: Deliverance II』を150時間プレイされたようで、充実の春休みを送られていました。

叶さんも、今年度からM1として在籍されます。おめでとうございます!春休みは研究背景や論文調査を進められており、叶さんの研究に関連する映像作品やボードゲームを収集したそうです。映像作品に関しては、各作品レビューを書いており、論文調査にも活かせるような内容となっていました。また、ボードゲームに関しては、プレイヤーが足りずできていないということで、ぜひ藤本研のプレイセッションで行いたいですね!

莫さんは、今年度からM2ということで、M2の初めにある修士研究の構想発表会の準備で忙しい春休みを送られていました。実際にこの構想発表会は、学際情報学府全体で行われる行事になっており、研究室外の方も見られるので、その準備はとても大変です。加えて、就活のため中国でインターン始めたそうで、こちらもお忙しいようです。体調にはぜひ気をつけていただきつつ、研究やインターンのお話がきけるのが楽しみです!

大空は春休みの間に修論執筆を進めており、その概要を紹介しました。背景や先行研究の整理ができてきたので上手くまとめつつ、Sセメスターの最後に行われる修士研究の中間報告会で進展を話せるように準備したいと思っています。

坂井先生は、本日企業研修の講師としての登壇があり、オンラインで参加いただきました。これまでの研究活動や藤本研での研究プロジェクトの紹介もしていただき、次回の研究員発表では、その一部を共有していただけるとのことで、とても楽しみです。また、渋谷で行われるDeathフェスにも「ゲーミフィケーション×死」というテーマで登壇されるようで、そこでは坂井先生の研究テーマについてもお話されます。坂井先生の明るい雰囲気で新メンバーの緊張も解けたようです!

木村先生はご自身の研究テーマであるゲーム心理学について紹介いただき、それに関連するアンケート調査の結果も共有していただきました。また、好きなゲームとして『グランブルーファンタジー』、『ねこあつめ2』に加えて、『Duolingo』も挙げられており、その魅力を語っていただきました。締めの挨拶として、研究室メンバーとして平等にディスカッションすることの大切さを共有いただき、研究へのマインドセットやスタンスを考える貴重なきっかけになりました!

最後に、藤本先生からSセメスターの活動・ゼミ内容・研究段階について紹介しました。今年も研究活動を行えることに感謝しつつ、しっかりとアウトプットをつくっていきたいと思います。

では、今回の活動報告は以上になります。それでは!